余談

 

余談ですが、

Youtubeでビートルズの変な動画を漁っていたら、こんなものを見つけました。

 


I Listen to "Love Me Do" by The Beatles, But Every Time They Say "Love," I Think About My Mortalityf:id:yurayura66:20210308210820p:plain

 

タイトルは、

ビートルズの『Love Me Do』聞いたんだが、「Love」って言われるたびに自分の死について考えてしまった件。

 

Love Me Doを流して「Love」という単語が聞こえれば止め、その度に考えこみます。

 

詩を書いてみたり、子供の頃の写真を見返したり、平均寿命を調べたり、肥満が死期を早まらせるのではと心配したり、果てには臨死体験について調べ始めてしまったり...

 

 

私も最初は爆笑しながら見てたんですが、気づくと真顔に戻っていました。

メッセージ性の持たせ方が斬新。

 

 

 

チャンネルの登録者数が意外と多くてびっくり。

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2006年から投稿を続けており、『Strange Faces and Noises I Can Make』というシリーズがはねた模様。

 

 

 

Youtubeって、何でもありなんだな。

 



 

 

 

漁って見つけた動画 

 


Every Time The Beatles Say "Love"

 

 


"Love Me Do" by The Beatles but every word is in alphabetical order

 

Yodan dayo

在りし日の感想文

 

実家の近くにある古民家。

幼少の頃から何度も訪れているその場所で、

20年以上前から、訪れた人々の手により書き溜められてきた何冊ものノート。

 

幼稚園の遠足や小学校の行事でやって来た子供たち、

近所からふらっとやって来たおじいさん、

家族サービスをするお父さん、

画家らしき人、

留学生、

etc.

 

 

お名前を伏せて紹介します。

 

 

 

 

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なるほど。

 

 

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な、なぜ...

 

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竹馬、確かに昔やった気がする。

 

 

 

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木のコブシのことでしょうか?

 

 

 

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この絵、ビートルズでリンゴとポールだけが描かれているのは、もしかしてジョンに続いてジョージが亡くなった後だからなのかと思ったのですが、

家に帰って調べてみると、ジョージの命日はこの五日後の2001年(平成13年)11月29日でした。

まあ、その少し前から危篤の状態にあるとの報道はあったそうなのですが、

なぜこの二人だけを描いたのか気になります。

  

 

 

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そうだね。

 

 

 

 

 

 

 

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ミネストローネのミイちゃん

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ある日、妹が猫を拾ってきた。

 

川沿いの小屋でふらふらしていたらしい。

 

かなり衰弱していた。

 

痩せこけて眼球がすこし奥に引っ込んでいた。

 

自力で歩くこともままならず、鳴き声もかすれてやっと聞こえる程度だった。

 

それまでどうして過ごしていたのか。

緑の首輪が付いてはいたが、とても大切に扱われていたとは思えない。

 

 

実家に来てからは、ほんの一週間ほどの付き合いだった。

 

母や妹が病院に連れて行って診てもらったり、食事や温度の管理に気をつけて看病していた。

きっと喜んでいてくれただろう。

 

 

亡くなる前の夜に僕は東京へ帰ったのだが、帰る直前、しきりにこちらに向かってそのかすれ声で鳴いてくれていた。

 

これが会う最期なのだと覚ったのだろうか、

やはり猫には第六感というものがあるだろうか、と思った。

 

 

 

 

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ミイちゃんと呼んでいました。 「ミネストローネの」というのは後つけで、

なんとなくそんな匂いがしたからです。

 

 

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 (1:04あたりで猫の鳴き声が聞こえる気がするけど、気のせいかね? )

 

 

 

小論文『生きることはリアクションの連続』

 

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1.

突然ですが、生きることはリアクションの連続だと思うんです。

 

リアクションとカタカナで書くと、リアクション芸人みたいに特定のイメージを持ちそうになりますが、ここで扱いたいのは英語の元々の意味、”reaction” = 反応・反動です。

それが連なってこの世界が成り立っているんじゃないか? というお話しです。

 

例えば、

食事をするのはお腹が空いたことへの反応で、眠りにつくのは体を使ったことへの反応。

勉強をするのは、例えば親に強制されたので、それに怒られない為。またはたくさんの事を知って、いろいろな考え方を持てるようにする為。

 

親に不当な扱いを受けた子どもは、

例えばそれを自分の子どもへ全く同じように繰り返してしまうかもしれないし、

または親と同じことはしたくないと反面教師にして、大切に育てようと努力するかもしれない。

多かれ少なかれ、何かしらの影響は受けるはずです。

 

それから、「風が吹けば、桶屋が儲かる」なんていうことわざがあります。これはある出来事があり、そこから思いもよらぬところに影響が出てくるという意味です。

これはリアクションの連鎖によるものです。

 

つまり、この世のものすべてが、様々なことへの反応で出来ており

次へと進んでいると僕は考えています。

 

 

2.

 

そこから派生した考えですが、

すべてのことは、少なからず因果関係にあると思います。

 

天候や地殻変動などの自然の道理はもちろん、

人為的な災害や病原ウイルスの拡大、

そして人のこころも、複雑にさまざまな事柄が絡み合い、

確かな関係性をもって変化を招いているのだと思うのです。

 

それゆえ、私はすべての事象は「必然」であると思っています。ぜんぶ、起こるべくして起こっているのだと。

「必然」の反対語として「偶然」がありますが、「偶然」というのは、その人の希望を反映した見方なのであって、あくまで「必然」の範疇にあると思います。

 

「奇跡」という言葉も同じく、「必然」の中で

そんなことあるんだ、という確率(考えうる可能性)を加味しての価値観だと思います。

 

 

3.

実にシンプルな仕組みで世の中が出来ているのですが、これをちゃんと理解出来ている人はほとんどいないと思います。

 

近所にある保育園に対し、子どもたちの騒ぐ声がうるさいと文句をつける人たちがいます。

子どものはしゃぎ声なんてむしろ僕は聞いていたいですが、、

とにかく、子どもに対してずっと静かにしていろというのがおかしな話です。

 

もちろん文句をつける大人らの行動も、騒ぎ声を不快に感じてのリアクションに違いないのですが、 

想像力が足りてない為に、短絡的にこのような反応を示してしまうと思うのです。

 

その人の性格や環境を考えれば「必然」の結果ですが、

考え方を改めることが出来れば、違った結果(思考)になるはずです。

 

しかし理性を伴ったリアクションをとることは、単純なことですが、理解することが途方もなく難しいのです。

それゆえに怒りや悲しみといった感情が生まれてしまい、新たな問題を引き起こしてしまうのです。

 

 

4.

ここで「リアクション」と僕が示したのは、あくまで数ある表現の中のひとつに過ぎません。

この言葉が自分にとって、一番わかりやすくこの世の事象を表してくれると思ったから選んだまでです。

 

身近な問題でも、国際的な問題でも、

まず根本から理解することが、解決への最善策(意外な近道)であると考えてます。

 

生きることはリアクションの連続。

きっと、それが理解できないのは、こころに余裕がないからだと思います。

これがこうなったのは、こういう理由があったからだ、と考えを整えられたら、

もう少し幸せに生きることが出来るんじゃないのかなーと思ってます。

 

もし、あなたが身の回りの人々との間で問題があるのなら、

物事を出来るだけシンプルに見れば、おのずと解決への糸口が見つかるかもしれません。

僕自身も、これを実践していけたらと思います。

 

 

 

 

 

 

 ※音量注意。

 

 

 

 

参考文献:いろんな人々

 

 

いつでもどこでも東京タワー

 

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せっかく東京に住んでいるのだから、と思い立ちまして、

仕事帰りに東京タワーを見に行って参りました(3週間ほど前)。

 

一応、どの写真にもタワーさんが映っております。

分かりにくいのもあるかもしれませんが、探してみてください。

 

 

 

  

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東京タワーの美しさについて、別に作為はしませんでした。ムダのない、安定したものを追求していった結果できたものです。いわば、数字のつくった美しさとでもいえましょう。

 ー 内藤多仲博士(東京タワーの設計者)

 

 

 

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「たま」という存在とアルバム『東京フルーツ』

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  • 「たま」について、

 

とりとめもなく書いていこうと思います。 

 

 

①  まず、「たま」をご存じでしょうか。

かつて『さよなら人類』で一世を風靡し、

お茶の間の人気者となった4人組です。

まだ私が生まれる前、1990年ごろの出来事でした。

それはそれは凄まじい現象だったと聞いてます。

 


たま さよなら人類

 

 

 

② わたしのたまとの出会いは、3年前のことでした。

その頃わたしはイギリスに留学中で、

外国にいながら、日本語の音楽に飢えていました。

Youtubeに突然、さよなら人類をおすすめされまして、

聴き始めてほんの数フレーズで気に入りました。

 

二酸化炭素を吐き出して

あの娘が呼吸をしているよ

 

興味を持つのには、これだけで十分でした。

呼吸することを、まどろっこしく二酸化炭素を吐き出すなんて言う、

ひねくれてるところが気に入りました。

 

でも実はこの曲、終戦後の日本を形容していて、

上の二行は高度経済成長下での大気汚染を描写しているとか、いないとか。。

 

 

 

③ その後何度も、たまは私を様々なベクトルで驚かせてくれました。

特にこれです ↓

 


たま らんちう

 

こんな面白いの今まで知らなかったなんて...恥ずかしい!

と思いました。

これこそ、日本のロックだと...

 

じめじめとした狂気と悲しさ・さびしさが

日本人というアイデンティティを体現する上では

古来からのひとつの大きなテーマであると思いました。

 

あるアメリカ人に布教しようとこの曲を聴かせたところ

Weird Band(変なバンド)と名付けられてしまいました。

でも嬉しかったです。

 

 

 

④ たまに対する最初のリアクションて、

笑いだと思うんです。

それが色物という対象への笑いであっても。

そこからアレンジの面白さや歌詞に心奪われるかどうかは

やっぱり好みの違いでしょうがないのかなって感じます。

でも世間で彼らが一発屋のように思われてるのは

残念です。

 

さよなら人類の覚えやすく楽しいメロディーと

ダサいとかカッコいいとかいうのを突き抜けたファッションと

「変」を気取ってるパフォーマンスが

わかりやすい形で人気に結び付いたようですが、

もう少し一般的に有名な曲があっても不思議じゃないです。

 

こんな情感たっぷりの曲もあります ↓

 


たま 満月小唄

 

今でも元メンバーのライブには

その頃からのファンの方々もたくさんいらっしゃってるようです。

 

 

 

⑤ たまで一番好きなところは、歌詞です。

 

・言葉がやさしいところとか。

・生きることについてあまり感情的になりすぎず、じっくり観察しているところとか。

・何について歌ってるのかよくわからないのに、納得させちゃうところとか。

 

歌から抜き出して、詩を丸裸にしても成立すること、そして新たな発見があること。

これは稀有な存在だと思うのです。

 

 

 

⑥ それから、たまの楽曲では

リコーダーや鍵盤ハーモニカなど、小学校で習うような懐かしい楽器や

桶や空き缶など、およそ子供が遊びで叩くような道具が用いられています。

 

使いどころに困りそうな、一見弱い楽器を

これほどまで魅力的に聴かせられる演奏の巧さとセンスの良さには

恐れ入ります。

 

 

 

 

  • 『東京フルーツ』 

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たま、メジャーデビュー後10枚目のアルバムです。とにかく大好きな曲が詰まっています。

※2000年の作品ですが、この時には3人組(3たま)になっていました。

 

このアルバムになると、初期に比べて

「ぼく」と同じくらい「きみ」の存在が大きくなってる気がします。

 

 『安心』


安心 たま

 

らんちうの作者、知久さんの曲です。 

 

ぼくの未来は 火葬場の灰

大きな生ごみ 海の漂流物

きみの未来も おんなじさ

ぼくら仲良く 死んでくのさ

今日はけんかを してしまった

楽しいけんかの 思い出

 

本当のことを言ってる感じです。

ある人に「きみが作りたいのって、つまりこういうのでしょ?」

そう言われて納得しました。(安心はしませんでしたが。)

 

 

 

 『ハダシの足音』


たま ハダシの足音

 

たまのメンバーはそれぞれが曲を書き

それぞれが自分で歌います。

シンガーソングライター×4(または3)という感じです。

これもかなり珍しいですよね。

 

この曲はベース担当の滝本晃司さんの作品です。

この演奏ではピアノ弾いてます。 

 

天体望遠鏡で見る 計算機の数字を

一日中眠い目で 読み続けている

  

2番のサビの歌詞です。

ロマンチックで素敵なメロディーにのせて何を歌っているのかと思えば、

こんな歌詞です。

 

 

 

 

 『「夏です」と1回言った』


「夏です」と1回言った

 

これも滝本さんの曲です。

何度か滝本さんのライブに足を運んだことがあるのですが

若干、高音には苦労しているご様子でした。

ライブ終わりに「今日はけっこう声出てたね」と他のお客さんたちが話していたのにはびっくりしましたが、、

それでも、人を惹きつけ続ける魅力があることは確かです。

 

4分49秒から連打されるタンバリンが好きです。

 

曲の終盤になると「ラララ~」を多用する人なのですが、

いずれも説得力のあるラララです。この曲も然り。

 

 

 

 

 

ご紹介した中で、どれか引っかかる曲はあったでしょうか?

 

アルバムには他にも、たまで唯一メタルっぽい曲が収録されてます。

東京フルーツ、是非フルで聴いてくださいな。

 

東京フルーツ

東京フルーツ

  • アーティスト:たま
  • 発売日: 2000/02/25
  • メディア: CD
 

 

 

三毛猫の気まぐれ

 

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お籠でのぞいて

 

 

 

 

 

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疑いの目

 

 

 

 

 

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つぶらな瞳

 

 

 

 

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アップアップ

 

 

 

 

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障子の破れ目から

 

 

 

 

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綿毛で覗いて

 

 

 

 

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動物でも無機物でも

仲良くならないと、なかなか素敵な写真は撮れません。

 

 

なかなかどうして猫との距離感は測れないのです...

 

 

 

 

 

 

www.takeshi-why.com

 

 

家にいながらホームシック。

 

 

⇩ 個人的な日記です。

 

僕はふだん東京に住んでいるのですが、

ゴールデンウィークからずっと横浜の実家に帰っています。

というか

東京の自宅に帰れていないです。

まあ一人でいるよりは断然居心地は良いのですが

さすがに3週間も空けていると心配になってきます。

5日程度で帰ってくるつもりだったので

ゴミとか、食材とか、

いかがお過ごしでしょうか。

幸い有機物は少ないほうなので

助かっています。

 

帰ろうとはしたんです、

荷物も何度かまとめようとしたんですが、

途中で忘れ物を思い出したり、

調理中にケガをして病院に行ったり、

帰るのがめんどくさくなったりして、

結局帰れていません。

仕事は在宅勤務になったので

大丈夫でした。

実家からテレビ会議に参加してみたり。。

 

なんだろう、実は心の底で

帰りたくないと思っているのかな。

こちらでは毎日ちゃんと風呂に入ったり、

野菜を十分に摂取出来たり、

健康面でも恩恵はいろいろありますし。

 

今度の日曜にはさすがに自宅に戻ろうと思います。

誰が待ってるわけでもないけど

テレビの録画もすでにいっぱいだろうし。

ポストも悲鳴をあげてるかもしれないし。

そろそろ自分の枕が恋しいので。

 

 

 

 

 

 

 

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he owns us

 

わたしの働いている会社では、

80歳を超えるオーナーがすごい力を持っています。

 

 

<その一>

オーナーが野球好きなので野球部があります。

毎週末、練習や試合があるそうで、休みがあまりありません。

仕事との両立を強要されています。

 

<その二>

オーナーが現れると、

座っている者は立ち上がり、楽しいお喋りも後回しにして

まるで殿様がおいでなすったように、皆で出迎えます。

 

<その三>

オーナーの取り決めで毎朝朝礼があり、

全社員集合して順番にスピーチを披露します。

始めるタイミングはオーナーがエレベーターから降りてきた瞬間です。

 

 <その四>

オーナーの取り決めで、

営業は夏場でも上着を持っていかなければなりません。

恰好をひどく気にされる方なのです。

 

 <その五>

オーナーが犬好きなので

関連会社にドッグフードのメーカーを作りました。

評判はいいです。

 

<その六>

人事の異動なども オーナーの気まぐれで行われ、

いきなり地方へ飛ばされることがあります。

秘書の方から「オーナーから話がある」と呼び出されます。

 

 

<その七>

あと毎朝の掃除や忘年会の余興なども

もれなくやらされます。

 

 

 

...滑稽なものだなと

 出来るだけ俯瞰的に見るようにしています。

 

 お給料頂いているのでこの辺にしておきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

P.S.

社名出してないから大丈夫よね..