音楽鑑賞への鋭角な提案。

 

音楽の聴き方。

たまには、いつもと違った角度からはどうですか?

 

 

<其の一>

イヤホンやヘッドホンで聴いているのなら、LとRを逆にしてみるのも面白いかもしれません。

普段よく聴く曲が、いつもと違う表情を見せてくれます。

 

あれ、こんな音鳴ってたっけ、みたいな気づきもあったりします。

右耳と左耳でスペックに差があるのかな。。

普通に聴いてるとその音楽に耳が慣れてしまっていて、左右逆にするだけで「これは聞いたことがないものだ」と勘違いするからなのかな。。

 

 

<其の二>

スマホやポータブルのスピーカーからを音楽を流し、手に持ってぐるんぐるん振り回してみてください。

きっと変わった効果を得られると思います。

ただ、ずっとやってると疲れるし、何だかむなしい気持ちになってくるので、ほどほどにしましょう。

 

 

<其の三>

スピーカーで音楽を流して、部屋の外から聞いてみましょう。

時にはディスタンスをとることも必要です。

ドアの隙間から漏れてくる音を聞くのも、なかなか乙なものです。

 

 

<其の四>

最後に、音楽に”触れる”聴き方の提案です。

それは、スピーカーを自分の体に押し当てて、その振動を楽しむというものです。

特にベースやバスドラムの響きを強く感じられます。

 

ポータブルスピーカーが良いかと思います。

私はこちらのスピーカーを使っています。

 

このスピーカーの側面をみぞおちの辺りに当てると、一番響きを感じられます。

他にも、脳天や首のつけ根なども試してみましたが、体の中心に近いみぞおちが一番おすすめです。(脳天で試すとマッサージをうけているみたいで、それはそれでよかったです。)

 

バスドラムが「ズシンッ」と響くのも悪くないですが、ベースの持続的な音のほうが、より効果的だと思います。

ベースの存在感を体で感じ、その曲の新しい聴き方を発見できることでしょう。

 

基本的にベースが活躍している曲ならなんでもいいと思いますが、「ボーン」と鳴っているほうが良いです。

ピックで弾いている曲や 、弦をはじくように弾くスラップベースは、あまり向いてないでしょう。

 

ベースの名曲と名高いMarvin Gayeの『What's Going On』やThe Beatlesの『Something』なども心地良かったですが、個人的にはThe Policeの『The Bed's Too Big Without You』が一番面白かったですね。

 

コンスタントにバスドラムが鳴りつつ、ベースのフレーズが3秒ほどのインターバルをとりながら定期的に流れる。

なんだかいいんですよ。

 

 

 

 

 

好きな音楽のはずなのになぜか聴き飽きてしまった、というジレンマに陥っている方、是非お試しあれ。