前々回の記事でご紹介した青龍寺ですが、その翌日にまた訪れることになりました。
というのも前回の記事で、蔵を案内してくださった方のご親族が、なんとこの青龍寺の五重塔を建てられた棟梁さんだったのです...!
自分にとって2回目の見学であるこの日は、五重塔の中を見学させて頂き、なんとなんと特別に塔の一番上の階まで登らせて頂けたのですよ。
↑ こちらがその棟梁さん、の銅像。
設計図としてこんなものが一応残っていますが、細かいところはすべて棟梁の頭の中で計算されていたそうです。想像もつきません。。
MIROKU BOSATSU
前回の蔵と同じで、青森ヒバという木で建てられています。
柱は地面に着いておらず、宙釣りになってます。地震などの衝撃を逃がす為なのだとか。法隆寺や日光の五重塔も同じく、柱が浮いているそうです。
「ダホ」と書いてあるところには、中に繋ぎが入っています。
なんでか、カメムシがたくさん入ってきちゃうみたいで、死骸が相当数落ちてました。
五重塔の一番上の階まで上がらせてもらいました。青森平野を見渡せるほどの高さでした。なかなか出来ない、貴重な体験をさせて頂きました。
建立は平成8年と比較的新しいですが、有名な歴史あるものと比べても遜色ない完成度だと思いました。
細部まで見させて頂くことで、ひとつ建てるのに必要な時間、お金と人、才能の大きさをありありと感じることが出来ました。
今年、厄年でした。
別に信じてないですけど。
続く。