「青森に行ってきたもんで」 ①寺山修司記念館

 

 

この間、青森へ行ってきました。

いろいろ見てきました。

 

青森に行ってきたもんで、写真もたくさん撮ったもんで、

これから少しずつ載せていきたいと思います。

 

なぜこんな時期に行ったかは、後の記事で説明します。

 

 

 

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場所とイメージ図

 

 

まず、下北半島の付け根に位置する三沢市へ向かいました。

目的は、青森出身の詩人・劇作家・歌人・映画監督である寺山修司の記念館。

 

個人的な印象としては、「ことば」という武器を用い、詩や演劇、短歌、映画といったフォーマットに革命を起こそうとした人、「格闘家」といった感じです。

青森の生まれであることを、良くも悪くも強く意識していたそうで、

「もしかしたら私は、憎むほど、故郷を愛していたのかもしれない」 と語っていたそうです。

 

 

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                   外観はどうにも人を寄せ付けない感じです。

 

 

 

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寺山さんの書いた「父」にまつわる八つの俳句を、七・五でそれぞれ分け、

来場者が自由に再構成出来る、という展示です。

もっといろいろなところで取り入れてほしい、面白いアイデアだと思いました。

 

 

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展示室の中央には、十一の机が並んでおり、

ライトを照らして、引き出しを覗き見ることが出来ます。

                 

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建物の裏へ出ると散歩コースがあり、道の途中には彼の短歌が道しるべのように立っています。
 

 

 

 

 

 

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                                  ふむふむ。

 

 

 

 

 

アイデアがたくさん詰まった、素晴らしい記念館でした。

演劇作品や映画諸作のDVDを借りて館内で観ることが出来るので、

好きな人なら一日中居れますね。(ちょっと疲れちゃうかもしれないけど)

 

一番印象的だったのは、一日三往復のバスを取り逃がした僕を、

記念館の方が、車で駅まで送ってくれたことです。

感謝しています。

 

 

 

 

 

 

続く。