台風の日にふと思ったこと

 

 

世の中には様々な葬式の方法があります

 

生きているうちにあらかじめ決めておくのが良いかもしれないです

 

 

花や思い出とともに焼いてもらったり

 

土の中に埋めてもらったり

 

海に遺灰をまいてもらったり

 

鳥に死体を食べてもらったり

 

いろいろあります

 

 

日本では火葬が一般的で

お墓を丁重にあつらえますが

 

死人は増える一方で

日本の土地が増えることはなく

 

墓も窮屈な様相を呈しております

 

 

ぼくは 海に静かに消えてゆくのが

一番良いと思っているのです

 

墓参りとなれば

どこの海からでも手を合わせればいいわけで

 

場所も別段とらないし

 

墓荒らしにあうことはとりあえずなく

 

事故で石油がタンカーから流れ出せば

遺族は海の平和を願うでしょう

 

 

 

やがて太陽の熱で蒸発し

雨となって降り注ぐかもしれない

 

時にきまぐれで

津波となってきみに逢いに来るかもしれない...

 

 

 

 

 

 

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