2019-09-03 イモムシ 詩 イモムシがあいさつをしてくる イモムシが机の端から端まで距離を測る イモムシがイモムシらしく歩く イモムシがあくびをする イモムシが落ち着けよと諭してくる イモムシがいじらしそうにしている イモムシがもじもじしている イモムシが明日の飯のことを考える イモムシがらしくない排泄をする イモムシが当てもなく動き回る イモムシがひたすらイモムシと呼ばれる イモムシが笑う イモムシが「途方もないことだ」と笑う イモムシがころりとひっくり返る イモムシがイモムシらしく死ぬ